被災×猛暑が怖すぎる…子どもを守る停電・断水・熱中症の備えまとめ
「熊本で震度7」という速報を見て、最初に頭に浮かんだのは「また…?」でした。
10年前と同じ場所です。
その次に浮かんだのが、エアコンでした。
気象庁が日本で震度7を観測したのは、今回で8回目になります。
これまでの7回が起きた月を並べると、1月、10月、3月、4月、4月、9月、1月。
実は、7月と8月がひとつもありません。
日本はまだ、猛暑のまっただ中で大地震に遭ったことがないんです。
- 止まったエアコン
- 出ない水
- 流せないトイレ
その部屋で、汗だくの子どもと何日を過ごすことになるのか。
「あのときはこうだった」と教えてくれる先輩が、この国にはまだいません。
わが家の備蓄は、正直まだ中途半端なままです。
水が数本と、缶詰2ケース分くらい。
子どもが生まれたときに「ちゃんと備えなきゃな」と思って、そのまま何年も経っていました。
熊本はいま、34度前後の暑さのなかで停電と断水が続いています。
この気温を見て、ようやく他人事ではなくなりました。
令和8年熊本地震で起きたこと
2026年7月28日の16時27分頃、熊本県熊本地方で地震が起きました。
マグニチュードは7.1。
宇城市と氷川町で最大震度7が観測され、気象庁はこの地震を「令和8年熊本地震」と命名しています。
いまも救助や捜索が続いていて、被害の全体像は分かっていません。
現地の方の不安を思うと、備蓄の話を軽い調子では始められません。
ライフラインの数字は、時間が経つほど膨らんでいきました。
- 停電 約4万8000戸(28日夕方)
- 断水 およそ8万4000戸(29日朝・国土交通省)
- 都市ガス 八代市で約8900戸が停止
そのガスの復旧見通しとして示されたのが8月3日とのことなので、地震からおよそ1週間後ということになります。
高速道路はあちこちで通行止めになり、新幹線も止まり、空港も閉じました。
物を運ぶ道が、いっせいに細くなったということです。
1万人近い人が避難所へ入り、車で夜を明かした人も大勢いました。
そんななかで政府が送ると決めたのが、食料や水と、簡易型クーラーと電源車でした。
食料や水と同じ列に、冷房が並んでいます。
震度7と5の大型地震
震度1.2くらいの余震が200回ぐらいあったらしい
熊本県内の住民の停電地帯と断水地帯の
方々は暑い中、本当に大変だ
応急給水や食料物資がうまく行き渡ってることを願いたい
1番の問題は赤子持ちのご家庭と妊婦さん、そして身体の不自由な老人の方々が
行動面で大変である— サガギャラクシアン (@sagasagasaga88) 2026年7月30日
断水と停電は数日で戻らない
地震の記事を読むとき、目が向くのはどうしても揺れの瞬間。
けれど生活が本当に厳しくなるのは被災後。
10年前の熊本地震のデータが、そのことをはっきり教えてくれます。
10年前の熊本地震では、44万戸を超える断水が起きました。
熊本市の水が戻ったのは、本震から2週間後です。
電気はもっと早く、多くの地域で2日後には送電が終わりました。
都市ガスはその中間で、およそ15日間。
つまり、電気は数日、水とガスは2週間級。
ここが備蓄を考えるうえでの、いちばん現実的な数字ではないでしょうか。
起きちゃった!ずっと地震?というか地鳴りがしてて寝れん
どこもお店営業してる訳ないんよな
ある程度食料はあるが、水かぁ
備蓄はあるが考えて使わないと
福島の時、次の日には営業再開してたじいちゃんのパン屋は凄かったんだな— べっく (@beck66_) 2026年7月29日
しかも、揺れは一度で終わりません。
気象庁が呼びかけているのは、1週間ほど同じ大きさの揺れに注意すること。
とくに危ないのが最初の2〜3日と言われていて、10年前の熊本大震災では2日後に大きな地震が起きています。
もうひとつ知っておきたいのが、避難所へ行かない人のほうが多いという現実。
家が壊れていなければ、多くの人はそのまま自宅にとどまります。
つまり、電気も水も止まった自分の家で、その2週間を過ごすことになる。
在宅避難という言葉が防災の中心に来ているのは、こういう事情があるからなんですよね。
今回も、車で夜を明かした人が大勢いました。
ただ、真夏の車内は冷房を切れません。
ガソリンが減っていくのを気にしながら、エンジンをかけ続けることになります。
家が無事でも、水が出ない部屋で、余震に起こされながら2週間を過ごす。
それも、小さい子どもを抱えたままで。
お風呂に入れない、トイレを流せない、ミルクを作る水がない。
親にとっては、その一つひとつが体力と気力を削ってくる話なんですよね。
備蓄というのは、その2週間を家族が人間らしく暮らすための道具なのだと思います。
真夏の被災を日本は知らない
ここが、今回いちばん気になっているところです。
過去の震度7は、真冬か、春か、秋に起きています。
いちばん暑い時期に近いのが2018年の北海道で、それでも9月6日でした。
猛暑のピークにライフラインが2週間止まる。
この組み合わせを日本はまだ通っていないわけです。
なぜそれが気になるかというと、地震で怖いのは揺れだけではないからなんですよね。
内閣府の資料に、2016年の熊本地震の内訳が載っています。
建物の倒壊などで直接亡くなった方は50人。
一方で、災害が原因で亡くなったと認められた方は215人でした。
揺れそのものより、そのあとの避難生活で亡くなった方が4倍以上多かったということになります。
これは4月の話。
比較的に過ごしやすい季節でさえ、避難生活は人の体をここまで削るんですよね。
そこへ今回は猛暑が乗ってくるので、問題はさらに大きくなっていきます。
現地の気温を見て、ちょっと言葉が出ませんでした。
地震が起きた28日、熊本の最高気温は36.5度。
翌29日も34度前後まで上がっています。
しかも予報では、来週の中頃にかけて猛暑日が続くとのこと。
暑さのピークは、これから来るわけです。
気象の専門家も、停電で冷房が使えない地域を名指しして警戒を呼びかけています。
揺れを生き延びた先で、今度は暑さから身を守らないといけない。
こんなに毎日毎日暑いのに停電なんて、、、
お年寄りの方が汗だくでインタビュー受けてて、胸が痛くて頭から離れない(;_;)
怖いし暑いし、しんどいだろうなっておもうと涙が。
熊本の赤ちゃんたち、大丈夫かな。— ほのか。 (@Kv52L) 2026年7月29日
消防庁のまとめでは、熱中症で救急搬送された人がいちばん多い場所は外ではなく住居です。
全体のおよそ4割を占めています。
平時ですら、家の中が最も危ない。
その家からエアコンを抜いたら何が起きるのかは、もう説明が要らないと思います。
しかも夜がやっかいなんです。
昼間の暑さなら、しんどくなった時点で自分で気づけます。
けれど眠っているあいだは、その判断ができません。
子どもは布団を蹴るくらいで、起きて水を飲むところまではいかない。
親も余震で神経をすり減らして、いつのまにか眠っている。
誰も見ていない時間に体から水分が抜けていくわけです。
断水が重なると、そこに逃げ場がありません。
- 汗をかいても流せない
- 着替えも洗えない
- 飲む水も配給待ち
体を冷やすことと、水分を入れることが、同時に難しくなるんです。
政府が簡易型クーラーを真っ先に送ったのも、たぶんそこが二次災害としていちばん大きくなると踏んだからではないでしょうか。
大げさな対応に見えて、これがいまの正確な危機感なんですよね。
真夏の被災では、涼しさが食料や水と同じ重さを持つ。
そこを起点にして、備えるものを選んでいきたいと思います。
地震の備蓄でまず揃えるもの
ここからは、実際に何をどれだけ置いておくかという話。
こういうものは、災害が報じられた直後にまとめ買いへ走ると、店頭の棚があっという間に空になってしまうんですよね。
いま必要としている人の手元に届かなくなるくらいなら、落ち着いている今のうちに、ネットで少しずつ足していくほうが現実的だと思っています。
それに、子どもを連れたスーパーで水の箱を抱えるのは、なかなかの重労働。
重たいものこそ玄関先まで運んでもらえるのが、ネット通販の地味にありがたいところです。
2026/07/28 火
人生で震度7の地震を3回も経験するとは
救助活動、医療関係の方、役所の方、お店を開けてくれている方、遠くから寄付を届けてくれる方には感謝しかない
私は前回の地震後、飲み水を事前に大量備蓄していたので近所の方に配りました
うちは新築だからなにかあったらおいでと— リリッチ (@ririch_finance) 2026年7月29日
備えた水が、自分の家だけでなく近所の人まで支えることがある。
備蓄はけっこう地味な作業ですが、こういう話を読むと見え方が変わってきますよね。
量の目安は、政府広報がはっきり示してくれています。
飲料水は1人1日3リットルで3日分。
そして、大規模災害を想定するなら1週間分の備蓄が望ましい、とのこと。
4人家族なら、3日で36リットル、1週間なら84リットルという計算になります。
数字にすると、なかなかの量ですよね。
それともうひとつ、置き場所は一か所にまとめないほうが安心です。
家具が倒れて、その部屋に入れなくなる事態はふつうに起こります。
- 玄関の収納
- 寝室のクローゼット
- 車のトランク
分けておくだけで、いざというときに取り出せる確率がぐっと上がりますよ。
それと、意外と見落とされがちなのが現金。
停電すればレジもATMも止まってしまうので、カードもスマホ決済も使えなくなります。
千円札と小銭を少しだけ防災リュックへ入れておくと、いざというときに困りません。
長期保存水
まず土台になるのが水です。
普通のミネラルウォーターでも構わないのですが、保存期間が5年から10年ある長期保存水を数ケース置いておくと、入れ替えの手間がぐっと減ります。
段ボールのまま押し入れの下段や階段下に積んでおけるので、置き場所さえ決めてしまえば管理はほぼ不要です。
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アルファ米・レトルト食品
食べ物は「お湯も電気もなくても食べられるか」で選ぶと失敗しません。
アルファ米は水を注ぐだけでご飯になりますし、レトルトのカレーや丼の具は、温めなくてもそのまま食べられるものが増えました。
味の好みは家族によって違うので、いきなり大量に買わず、まず何食か試してみて、口に合ったものを買い足していくやり方が失敗しにくいはず。
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買ったまま押し入れで期限切れ、というのがいちばんもったいない結末なんですよね。
少し多めに買っておいて、古いものから普段の食卓で使い、減った分をまた買い足す。
このローリングストックという回し方なら、賞味期限との追いかけっこから解放されるんです。
ローリングストックの考え方や品目の一覧は、こちらの記事にまとめてあります。
保存パン
意外な盲点が、ごはん系ばかりだと子どもが飽きること。
これは非常時に限らず、旅行でも帰省でも同じですよね。
そこで頼れるのが、缶に入った保存パン。
2年保存できるのにしっとりやわらかくて、非常食というよりおやつの顔をしています。
停電の夜でも、火も水も使わず開けてすぐ食べられて、しかも子どもが喜ぶ。
子どもの「食べたくない」がいちばんの敵になる非常時に、甘くてやわらかいパンは強い味方になってくれます。
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カセットコンロ
ガスが止まったとき、温かいものを口にできるかどうかで気持ちはまるで変わるんですよね。
カセットコンロ本体は数千円で、あとはボンベを箱で買い置きしておくだけ。
夏でも、お湯が沸かせるだけで湯せんもインスタント味噌汁も選択肢に入るので、優先順位はかなり高いと考えています。
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簡易トイレ
意外と後回しにされがちなのが、これ。
けれど断水が2週間続いた例を見たあとだと、水を流せないトイレの問題は、食料より先に来るかもしれないと思えてきます。
袋と凝固剤がセットになった携帯タイプなら場所も取りませんし、1人1日5回として家族分を1週間、と数を決めるのが分かりやすいやり方。
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なぜトイレが食料より優先なのかは、以前に詳しく書きました。
モバイルバッテリー
停電で真っ先に困るのが、スマホの残量です。
家族の安否確認も、避難所の情報も、給水車の場所も、いまはほとんどスマホから入ってきます。
大容量タイプを1つ、できれば家族の人数分に近い数を、普段から充電した状態で置いておくと安心できますよ。
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赤ちゃんと子どもの備蓄品
ここからは、子育て家庭にとっていちばん外せない話です。
大人はなんとでもなります。
我慢もできるし、代用も効く。
けれど赤ちゃんの物資は、代わりが効かないうえに、サイズと月齢が決まっています。
災害のあと、支援物資におむつが入っていても、サイズが合わなければ使えません。
店頭でもみんなが同じことを考えるので、特定のサイズだけがぽっかり品切れになるんですよね。
災害のたびに聞く話です。
だからこそ赤ちゃん用品は、「今使っているサイズを多めに」が鉄則になります。
紙おむつ・おしりふき
おむつを1週間分と考えると、必要な数は想像以上。
1日6枚として、1週間で42枚。
今のサイズを1パック余分に置いておいて、普段の買い物で回していくのが現実的です。
おしりふきは多めに買って損がありません。
おむつ替えだけでなく手や口も拭くので、非常時は消費が一気に早くなるんです。
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おむつの防臭袋
見落としがちですが、真夏の断水ではかなり切実な問題になります。
ゴミの収集が止まった部屋に、使用済みのおむつが溜まっていく。
考えただけでしんどい場面ですが、防臭袋があるだけで家の空気が守られます。
使い終わった簡易トイレの処理にもそのまま使えるので、子どもがいない家庭にも出番のある一品です。
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液体ミルク・使い捨て哺乳瓶
粉ミルク作りは、断水と停電の中では一気に難行になります。
きれいな水を確保して、お湯を沸かして、哺乳瓶を消毒して。
その全部を飛ばせるのが、開けてそのまま飲ませられる液体ミルクです。
使い捨て哺乳瓶とセットにしておけば、洗浄も消毒も要りません。
母乳の場合でも、災害時はストレスで出にくくなることがあると言われているので、備えておく価値は十分にあります。
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離乳食・子どものおやつ
離乳食の時期の子は、大人の非常食が食べられません。
ここも代わりが効かないので、パウチの離乳食を月齢に合わせて1週間分。
それから、おやつを忘れずに。
甘いものの力は、大人が思っているよりずっと大きいんですよ。
余震で眠れない夜に、好きなお菓子がひと粒あるかどうか。
子どもの心の非常食だと思って、備蓄に混ぜておいてあげてください。
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子育て世帯の備蓄は、専用の記事でさらに細かくまとめています。
停電中の熱中症を防ぐ備え
では、その暑さに何で対抗するのか。
停電するということは、エアコンが止まるということです。
しかも、いまの家はエアコンがある前提で設計されています。
窓を開けても風が抜けにくい間取りは、けっこう多いんですよね。
一度、在宅避難の夜を具体的に思い浮かべてみてください。
閉め切った寝室は蒸し風呂で、窓を開ければ蚊と防犯の心配。
子どもは汗だくで寝つけず、親は余震が気になって眠れない。
その夜に頼れるのは、電気を自前で持っているかどうかと、電気に頼らず体を冷やせる道具の数なんですよね。
熊本ローカルでは、避難所のクーラーを動かしている電源車の燃料が無くなってクーラーが止まっていると報道がされています
燃料不足で車中泊できないとの報道も流れています
ぜひ燃料供給もよろしくお願いします— Taka (@TakaNewLifeSty1) 2026年7月29日
ポータブル電源
いちばん効くのは、電気を「持っておく」という発想。
容量にもよりますが、扇風機やスマホの充電、小さな家電なら数時間から一日単位で動かせるので、停電した夜の過ごし方が変わります。
普段はキャンプや車中泊で使えますし、太陽光パネルと組み合わせれば長期の停電にも対応できる。
昼のうちにパネルで充電して、夜は扇風機とスマホとランタンに配る。
この回し方ができると、停電が何日続いても家の中に小さな発電所があるような安心感になります。
ミルク用のお湯を沸かしたり離乳食を温めたり、子育て家庭の細かい電気までカバーできるのも大きめ容量の強みです。
決して安い買い物ではありませんが、一度買えばかなり長く付き合う道具になってくれます。
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選び方と容量の目安は、こちらの記事が詳しいです。
充電式サーキュレーター
ポータブル電源まではまだ、という場合の現実的な一台がこれ。
コードレスのサーキュレーターなら、コンセントが死んでいてもそのまま卓上で回せます。
静音タイプを選んでおくと、寝室に置いても眠りの邪魔になりません。
首振りで空気を動かすだけでも、汗の乾き方と寝苦しさはずいぶん違ってきますよ。
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冷感タオル・氷のう
電源をまったく使わない冷却グッズも、並行してそろえておきたいところ。
水に濡らして振るだけの冷却タオルは電池も要らず、数百円から手に入ります。
首や脇には太い血管が通っているので、そこを冷やすだけで体感温度がかなり下がる。
体に巻けるタイプの氷のうを一つ足しておくと、保冷剤を入れて首の後ろを冷やせるので心強いんですよね。
避難所へ持っていく荷物としても軽くて優秀。
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汗拭きシート・体拭き
断水で何日もお風呂に入れないのは、大人でも相当こたえます。
汗をかいたまま眠れない子どもなら、なおさらです。
大判の体拭きシートがあれば、水を1滴も使わずに全身をさっぱりさせられます。
赤ちゃんのおしりふきは肌にやさしい成分でできているので、家族全員の体拭きに回せる万能選手なんですよね。
大容量のまとめ買いをしておくと、断水中の「洗えない」を広くカバーしてくれます。
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LEDランタン
停電した夜の家は、想像しているよりずっと暗いものです。
懐中電灯は一方向しか照らせないので、部屋全体を明るくできるランタンを一つ持っておくと、家族の気持ちがずいぶん落ち着きます。
選ぶなら、充電式のものとソーラーで充電できるものを一つずつ。
停電が長引いても、これなら光を切らさずにすみますよ。
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携帯ラジオ
通信の基地局が止まると、スマホの情報は途切れます。
そのとき最後まで残るのが、ラジオなんですよね。
手回し充電やソーラーが付いたタイプなら、スマホへの給電もできて一石二鳥。
大容量バッテリーを内蔵したものを選べば、モバイルバッテリーの代わりとしても働いてくれます。
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家族に合わせた備えの見直し方
同じ「1週間分」でも、必要なものは家庭によってまるで違います。
先月の嫌な予感が当たってる…
普段から備蓄を備えておくことは大切ですね。
東京都の備蓄ナビというサイトが家族構成に応じた備蓄量を計算できてお勧めです。
bichiku.metro.tokyo.lg.jp/tool/
#災害 #地震 #備蓄— ゆうき@20代資産運用 (@eito8e) 2026年7月29日
東京都が公開している備蓄ナビというサイトなら、家族構成を入れるだけで必要量を出してくれるんです。
入力は数分で終わります。
自分の家の数字になった途端、急に他人事でなくなるんですよね。
離れて暮らす高齢の親
いちばん心配なのは、たぶん実家のほう。
高齢になると暑さを感じにくくなると言われていて、停電しても「別に暑くない」と我慢してしまうことがあります。
常備薬の予備、水、簡易トイレ、それから電源のいらない冷感タオルを送っておいて、電話で置き場所だけ共有しておく。
その一往復が、いざというときを分けることもあるんですよね。
マンション住まいの備え
高層階では、停電でエレベーターが止まると水の運搬が一気に重労働になります。
給水車から2リットルを何本も抱えて階段を上がる場面を想像すると、水は多めに部屋へ置いておくのが正解でしょう。
断水中は排水管の点検が終わるまでトイレを流せないケースもあるので、簡易トイレの優先順位はさらに上がります。
わが家の備えは今夜から
備蓄の話は、どうしても「いつかやろう」の箱に入りがちです。
私自身がそうでした。
けれど今回のニュースを追いながら、10年前の熊本で水が戻るまでに2週間かかった事実を並べてみて、その箱を開ける気になりました。
全部を今日そろえる必要はありません。
- 水を1ケース頼む
- 簡易トイレを一袋足す
- 今のサイズのおむつを1パック余分に買う
それだけでも、次の週末の自分はずいぶん気が楽になっているはずです。
今夜もうちの子は、何も知らずに隣で眠っています。
この寝顔を守る手段が数千円から買えるのなら、安いものだと思うんです。
被災された地域が、一日でも早く落ち着きますように。
そして、その願いと同じ強さで、自分の家族の分の備えも進めておきたいと思うのです。
今夜のひと手間が、いつかの家族を助けてくれるのかもしれません。
参考にした情報
- 気象庁「令和8年7月28日16時27分頃の熊本県熊本地方の地震について(第2報)」
- 首相官邸「令和8年熊本地震について(令和8年7月28日)」
- 厚生労働省「平成28年版厚生労働白書」
- 内閣府「災害関連死について」(出典:熊本県「平成28年熊本地震等に係る被害状況について」)
- 日本気象協会 tenki.jp「過去の地震情報 震度7」
- 国土交通省「水道施設の被害状況等について」(令和8年7月29日時点)
- ウェザーニュース「熊本県内は厳しい暑さ 熱中症対策を万全に」
- 九州電力「熊本地震への対応実績」
- 西部ガス「平成28年熊本地震の対応」
- 首相官邸「災害が起きる前にできること」(家庭備蓄の目安)
- 気象庁「大地震後の地震活動(余震等)について」
- 総務省消防庁「熱中症による救急搬送状況」