赤ちゃんの防災用品は何が必要?おむつ・ミルク・衛生用品の備え方
おむつはある。
でも、おしりふきが見つからない。
ミルクは買った。
でも、飲ませる道具をどこへしまったかわからない。
赤ちゃんの備えで避けたいのは、そんな「1つ足りなくて、お世話が止まる」ことです。
商品を種類ごとに集める前に、おむつ替えや授乳を1回分ずつ並べてみる。
今のサイズ、食べられるもの、普段のお世話に合うものを、家族の誰でも取り出せるように揃えていきましょう。
授乳とおむつ替えを1回分ずつ
寝室でおむつを替えるなら、予備も寝室から取れる場所へ。
しまい場所を知っている人が買い物に出ていても、お世話は待ってくれません。
最初の確認は、普段あまりお世話をしない家族に「1回分を出してみて」と頼むくらいで十分です。
買い足す前に、置き場所や使い方で困る部分がわかります。
電気ケトルが動かない、哺乳瓶を洗えない、洗濯したくても水が出ない。
育児用品を揃えるときは、そんな場面でも使えるかを考えておきたいところです。
おむつは今の体格に合うもの、離乳食は今食べられる固さと原材料、ミルクは普段の授乳方法に合うもの。
同じ赤ちゃん用品でも、目の前の子どもに合わなければ代わりになりません。
おむつ、おしりふき、処理する袋、着替えを、お世話1回分として並べてみる。
授乳も、ミルクを買うだけでなく、飲ませる道具まで一緒に確認します。
使う家族みんなで置き場所を共有しておくと、片方の親が不在でもお世話を続けやすくなりますね。
お世話に必要な育児用品
おむつは実際に1日で使う枚数×備えたい日数で数えます。
たとえば1日8枚なら3日で24枚、7日で56枚です。
月齢だけでサイズを決めず、今の体格と使い心地に合うものを中心に用意しましょう。
授乳用品は普段の方法を基本にし、液体ミルクを使う家庭は飲ませる道具まで一緒に。
消費者庁は、液体ミルクは調乳や加温が不要で、飲み残しは与えないと案内しています。
買ったものをしまい込まず、平時に使い方を確かめておくと安心ですね。
紙おむつ
今の体格に合い、普段使っているおむつを中心に備えます。
1日に使う枚数を確かめて、まず3日分、その先は収納とサイズの変化を見ながら増やしましょう。
使う枚数が増えたときは、備える量も合わせて見直しましょう。
少し大きいサイズも、体に合わなければ漏れることがあるので、同じ量を機械的に買い揃える必要はありません。
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おしりふき
おしりふきは、普段のおむつ替えで1日に使う枚数から数えます。
断水すると洗濯もお風呂も止まるので、平時よりずっと早いペースで減っていきます。
普段使って肌に合う製品を選び、使える部位と用途を表示で確かめます。
必要量は普段の消費量から数え、断水中の拭き取りに使う分を別に考えます。
何日分になるかは使い方によって変わるので、パック数だけで決めないようにしましょう。
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液体ミルク
普段の授乳方法に合わせて、飲む量と回数から必要量を数えます。
消費者庁の案内では、液体ミルクは温めずに使えますが、飲み残しは与えないよう求めています。
容器の容量と使える乳首・哺乳瓶、保存条件は製品ごとに確認してください。
1回の授乳を必ず1袋で済ませられるとは限らないので、袋数だけで日数を決めないようにしましょう。
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使い捨て哺乳瓶
洗浄・消毒用の水を用意しにくい場面で、個包装の使い捨て哺乳瓶が選択肢になります。
対象月齢や容量、乳首との組み合わせ、開封後の扱いを製品表示で確かめます。
乳首を付ける作業や開封時も手を清潔にし、製品の取り扱い手順を確かめておきましょう。
必要数は使う授乳回数と日数から数え、再使用しないなど製品の指示を守ってくださいね。
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離乳食パウチ
冷蔵庫が止まったときに備え、常温保存できる離乳食も考えておきます。
停電中は電子レンジを使えず、ガスやほかの熱源が使えるかも確かめる必要があります。
加熱せず食べられる表示のある食品を選んでおくと、温める手段がない日にも助かりますね。
おかゆやおかずのパウチは、今の子どもが食べている固さと原材料から選びます。
違う月齢の食品を一度に揃えず、成長に合わせて普段の食事へ回して入れ替えましょう。
主食入りの1袋か、おかずだけの1袋かで足す食品が変わります。
1回の食事に実際に使う袋数を確かめて、備えたい食事回数へ掛けて数えます。
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ベビー用洗剤・哺乳瓶洗剤
普段使っている製品の予備を、保管場所と使用量に合わせて用意します。
断水中は洗剤だけあっても器具を洗えないため、授乳用品の衛生管理をどう続けるかまで考えておきましょう。
無添加という表示だけで、どの子どもにも肌トラブルが起きないとは限りません。
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薬と衛生用品の備え
普段使っている処方薬がある場合は、薬の名前と使い方、お薬手帳、アレルギーの情報、相談先を家族で共有しておきます。
赤ちゃん向けの備蓄を揃えるために、年長児用の市販薬をまとめ買いする必要はありません。
まずは普段のお世話で使う衛生用品から。
下の品物も全部揃える一覧としてではなく、今の月齢と使い方に合うものを選んでください。
薬の備えは、使う子どもの年齢と体重、持病に合わせて考えます。
普段の処方薬がある場合は、災害時の持ち出し方と保管方法を主治医や薬剤師へ確認しておきましょう。
市販薬を揃えるときも、大人用の薬を分けて使ったり、同じ成分の薬を重ねたりしないことが大切です。
いつもと違う様子や体調不良があるときは、備えた薬だけで済ませず、医療機関や相談窓口につないでくださいね。
衛生品
水が止まる、お風呂に入れない、洗濯できない。
おむつを替えたあと、手を洗えない。
服が汚れても、すぐに洗濯できない。
断水中は、お世話のあとにいつもしている片付けにも道具が要ります。
買い足しが難しい日にもお世話を続けられるよう、今使っている衛生用品を補充しておきましょう。
粉ミルク予備(液体ミルクと併用)
普段粉ミルクを使っている家庭は、残量と使用期限を見ながら補充します。
調乳に使う水や熱源、器具の洗浄・消毒も一緒に準備しましょう。
開封前と開封後で扱いが異なるため、保存期間は容器の表示に従います。
液体ミルクを使う場合も一律に切り替えず、普段の授乳状況に合う方法を確かめておきたいですね。
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防臭ゴミ袋(おむつ処理用)
使用済みおむつの臭いは、避難生活のストレスに直結する隠れた大問題。
水で洗い流せない日は、使用済みおむつの袋をどこへ置くかも気になりますね。
防臭袋は、1袋におむつを何枚入れて閉じられるかを試して数えます。
おむつ1枚に1袋、1日8枚を使うなら、3日で24袋、7日で56袋です。
全サイズを揃えるより、今使うおむつが入り、口を無理なく閉じられる大きさを選びましょう。
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ベビー用ウェットティッシュ
おしりふきとは別に、手口を拭くためのベビー用ウェットティッシュも欠かせません。
外出先での食事前後、ちょっとした汚れ拭きにと、消費量は意外と多めです。
1日に使う枚数×備えたい日数を、1パックの枚数で割って必要数を出します。
手口用と体拭き用は、表示された用途で使い分けて用意します。
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ベビーソープ・無添加石鹸
肌に触れるものは、普段使っている製品の使い心地を確かめて選びます。
新しい物をまとめて買う前に、いつも使う製品の残りを確認しましょう。
固形か液体かは、普段の使い心地と保管場所に合わせて選びます。
今の1個・1袋を何日で使うかを見て、次に使う分を予備として補充します。
石鹸も洗い流す水が必要なので、断水中の拭き取り用品は別に用意しましょう。
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ベビー用日焼け止め・保湿剤
停電でエアコンが使えない日は、涼しい場所を探して外で過ごす時間が増えることもあります。
日焼け止めは対象年齢と使える部位を確認し、帽子や日陰で過ごす工夫も合わせます。
保湿剤は普段から子どもに使っているものを基本にし、医薬品は医師や薬剤師へ使用方法を確認します。
本数を一律に増やさず、使い切る日数と開封後の扱いを見て予備を決めましょう。
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栄養補給
子どもの食事も、普段食べられる主食とおかずを基本に選びたいところです。
ベビー用おやつ(ボウロ・米菓)
普段食べている月齢に合うおやつを、食べる回数に合わせて用意します。
おやつだけで栄養を補おうとせず、主食やおかずと一緒に考えましょう。
賞味期限が長めの常温保存タイプを選ぶのがコツになります。
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成長に合わせて入れ替える
次におむつを1枚替えるとき、使うものをもう1組、袋に並べてみませんか。
おむつ、おしりふき、処理袋が揃えば、それを普段どおり使い、足した分を予備にできます。
箱買いを迷うなら、今のサイズがあとどのくらい使えそうかも見ておきたいところです。
今の体格に合うものを使いながら、次のサイズへ移る頃には予備も見直していきましょう。
ミルクや離乳食は、飲ませる・食べさせる道具までを1回分に。
成長に合わせた入れ替えを、普段のお世話と一緒にすると忘れにくくなります。
「あれ、どこ?」と探す時間を減らせると、手が離せない日の家族も助かりますね。
今夜使う1組を、家族の誰が出しても揃う場所へ置いてみてください。




