赤ちゃんがいる家族4人の3日分を数えてみると、紙おむつは30枚、ミルクは18回分になります。

水は2リットルのペットボトルで17本。

大人2人と上の子のごはんは27食です。

 

2026年11月2日には、災害への備えから復旧までを受け持つ国の役所「防災庁」が動き出します。

それに合わせて全国民に「緊急要請」(家庭に備えを急いでほしいという呼びかけ)を出すと、細野豪志防災担当大臣が10月26日にフジテレビのネット番組で話しました。

家で用意してほしいと挙げたのは、食べ物と水とトイレを、少なくとも3日分、できれば1週間分です。

ただ、この「3日分」は、大人の暮らしを基準にした数です。

赤ちゃんがいる家では、おむつやミルクのように、大人の備えには出てこないものを別に数えなければいけません。

2024年の能登半島地震の直後には、「粉ミルクでいい」という夫に、「液体ミルクなら備蓄の水をほかに回せる」と返す、こんなやりとりもありました。

そこで今回は、大人2人・幼稚園の子ども1人・生後7か月ごろの赤ちゃんの4人家族を例に、3日分を「何を・どれだけ」そろえればいいのかを早見表にまとめました。

どれも、ふだん使うものを少し多めに買い、使ったら買い足す「ローリングストック」で回せるものを選んでいます。




最低3日分と言われる理由

農林水産省によると、大きな災害では支援物資が届くまでに3日以上かかったり、お店に食べ物が戻るまで1週間ほどかかったりすることがあるそうです。

だから家庭では、「最低3日分〜1週間分×家族の人数分」の食べ物が目安。

トイレも同じ考え方で、内閣府と消防庁は避難所向けの指針で、災害が起きてから3日目までは主に携帯トイレや簡易トイレを使うことになるとして、自治体の備蓄もまずは3日分を目標にするよう求めています。

  • 飲み水 1人1日3リットルが目安(首相官邸)
  • 食べ物 最低3日分〜1週間分(農林水産省)
  • トイレ 1人1日5回、まずは3日分(内閣府の避難所向け指針・東京備蓄ナビ)

支援物資が届くまでの3日間は、家にあるものだけでしのぐことになります。

マンションのリビングで、父親と娘が収納ボックスから水のペットボトルと非常食の袋を取り出して確かめ、赤ちゃんを抱っこひもで抱いた母親がのぞきこんでいる様子

 

大阪市西成区が出している備蓄の資料を見ると、避難所には粉ミルクと液体ミルク、子ども用の紙おむつが3日分用意されています。

ただ、哺乳瓶は1日分です。

ミルクはあっても、2日目からは飲ませる道具が足りなくなるかもしれません。

それに、家が無事なら避難所へは行かず、家で過ごす「在宅避難」になる家庭も多いはずです。

家にいる赤ちゃんの分は、家で用意しておくしかありません。




家族4人の3日分の目安

家族の人数と年齢を入れるだけで量が出る、東京都の「東京備蓄ナビ」は、大阪に住んでいても使えます。

大人2人・幼稚園の子ども1人・赤ちゃん1人で数えると、3日分は次のとおりです。

3日分 家族4人の量
水 33リットル(2リットル17本)
家族のごはん 27食
トイレ 45回分
紙おむつ 30枚
おしりふき 3パック
ミルク 18回分
使い捨て哺乳瓶 18個
離乳食 9食

水は大人が1人1日3リットル、子どもと赤ちゃんは1日2.4リットルで数えています。

トイレは大人と上の子が1日5回ずつで、赤ちゃんはおむつなので数に入りません。

ごはんは東京備蓄ナビだとレトルトご飯などの品目ごとに出るので、ここでは1日3食×3日×3人の27食にまとめ、赤ちゃんの分はミルクと離乳食に分けて数えています。

離乳食の9食は1日3回の計算なので、7か月ごろでまだ2回食なら6食が目安です。

赤ちゃんがいる家族4人の3日分の早見表。家族の分は水33リットル(2リットル17本)、ごはん27食、トイレ45回分。赤ちゃんの分は紙おむつ30枚、おしりふき3パック、ミルク18回分、使い捨て哺乳瓶18個

紙おむつは1日10枚、ミルクは1日6回で計算されているので、ふだんの回数が多い子はそのぶん多めに見ておきましょう。

7か月ごろなら、パンパースはテープのMサイズで1日6〜9枚を目安にしているので、10枚で数えておけばまず足ります。

生まれたばかりのころは、1日10枚を超える日もあります。

この表は買い物のときにすぐ見られるよう、スマホに保存しておくと便利ですよ。




3日では足りない赤ちゃんの分

赤ちゃんの食べ物だけは、3日分では足りません。

農林水産省が赤ちゃんや高齢の方のいる家向けにまとめたガイドは、粉ミルクや液体ミルク、離乳食を、ふだんから少なくとも2週間分備えておくようすすめています。

災害が起きると、赤ちゃん用の食べ物はとくに手に入りにくくなるからです。

2024年1月の能登半島地震でも、石川県輪島市の避難所から「おむつとミルクが足りない」という声が報じられました。

自宅に残った家庭でも、同じことが起きていたようです。

備えをしていた家でも、赤ちゃんの分までは考えが届いていなかったという声もあります。

国が言う「3日分」は大人の暮らしの数なので、私は赤ちゃんの分にまでそのまま当てはめないほうがいいと思っています。

大人は3日なら我慢がききますが、おむつとミルクは1日も待ってくれないからです。

赤ちゃんの食べ物は少なくとも2週間分。農林水産省のガイドは粉ミルク・液体ミルク・離乳食を平時から2週間分備えるようすすめている。災害時は手に入りにくい、毎日使うので1つ多く買って回す、離乳食は前の月齢から使って次を買い足す

2週間分を同じ数え方にすると、紙おむつは140枚、ミルクは84回分です。

いっぺんに買わなくても、いつものおむつとミルクを1つずつ多めに買い、使ったら買い足すローリングストックを何回か続ければ、この量まで増やしていけます。

離乳食は、月齢が進んだら前の月齢のものから使い、次の月齢のものを入れておくやり方がガイドでもすすめられています。




停電と断水の日のミルク

粉ミルクは、一度沸騰させたお湯で作るのが基本です。

厚生労働省が示している国際的なガイドラインでは、70℃以上のお湯で溶かし、作ってから2時間以内に飲まなかった分は捨てることになっています。

ところが停電すると電気ケトルも電気ポットも使えず、断水すれば哺乳瓶を洗う水も足りなくなります。

そんな日のために、ミルクの備えは次の3つで考えておくと安心です。

お湯も水も使えない日のミルク3点
  • お湯がいらない液体ミルク
  • お湯を沸かすカセットコンロとボンベ
  • 洗わずに使える使い捨て哺乳瓶と紙コップ

液体ミルクは、2018年8月に国の決まりが変わって国内で作って売れるようになり、2019年から店に並び始めました。

常温(おおむね25℃以下)で置いておけて、缶や紙パックを開けたらそのまま飲ませられます。

液体ミルクがあれば備蓄の水をミルク作りに使わずに済み、そのぶん家族の飲み水や体を拭く水に回せるんです。

ただし、開けたら飲み残しはあげられず、賞味期限は製品によっておよそ10か月から1年半ほどです。

初めての味だと飲まない赤ちゃんもいるので、ふだんのお出かけで一度飲ませておくと、いざというときに慌てずに済みます。

お出かけのたびに日付の古い缶から使い、使った分をまた入れておけば、賞味期限を切らすこともありません。

 

停電した夜のリビングで、ランタンの明かりの下、母親がソファで赤ちゃんに哺乳瓶でミルクを飲ませ、父親がダイニングのカセットコンロでやかんのお湯を沸かしている様子

哺乳瓶が洗えないときは、使い捨ての哺乳瓶か、紙コップで少しずつ飲ませる方法もあります。

農林水産省のガイドでも、替えの哺乳瓶が足りなくなったら紙コップに切り替えるよう書かれています。

お湯を沸かすカセットボンベの目安は、農林水産省によると1人1週間で6本ほど。

赤ちゃんを除いた家族3人の3日分なら8本ほどの計算ですが、ミルクのたびにお湯を沸かす家は火を使う回数が増えるので、この目安より多めに置いておきたいところです。

停電と断水の日のミルクは3つで備える。液体ミルクはお湯がいらずそのまま飲ませられる。粉ミルクは70℃以上のお湯で溶かし、カセットコンロとボンベで沸かす。哺乳瓶が洗えないときは使い捨て哺乳瓶か紙コップで

おむつとミルクは近所の店でそろう

紙おむつ、おしりふき、粉ミルク、液体ミルク、紙コップ、ポリ袋。

じつは赤ちゃんの備えの多くは、近所のドラッグストアと100円ショップでそろいます。

まずはいつもの買い物で、使っているおむつを1パック、液体ミルクを数本、多めにかごへ入れるところから始めれば大丈夫です。

ドラッグストアのベビー用品売り場で、父親がカートに紙おむつのパックを足しながら、赤ちゃんを抱っこひもで抱いた母親に話しかけ、母親がおしりふきを手に取っている様子

そのうえで、箱でまとめて置きたいもの、近くの店では見かけないもの、抱っこしたまま運ぶのがつらい重いものは、通販で届けてもらうと楽ですよ。

入れ物は、赤ちゃんの分だけ1つの箱にまとめておくと、夜中でも探さずに済みます。

警視庁の災害対策課も、赤ちゃん専用の備蓄ボックスをすすめていました。

大阪市も、赤ちゃんの防災用品は母子健康手帳と一緒に保管しておくよう呼びかけています。

3日分を1つの箱に入れるなら、中身はこんな感じです。

赤ちゃんの3日分ボックス
  • 紙おむつ30枚(いま使っているサイズ)
  • おしりふき3パック
  • 液体ミルクと粉ミルクで18回分
  • 使い捨て哺乳瓶と紙コップ
  • 離乳食のパウチ9食(離乳食が始まっていれば)
  • おむつを入れるポリ袋

母子健康手帳はふだん使うので箱には入れにくいですが、箱のすぐそばに置き場所を決めておくと、持ち出すときに忘れません。

クローゼットの棚に、紙おむつとおしりふき、液体ミルクの缶と個包装の粉ミルクと哺乳瓶、紙コップとポリ袋を分けて入れた透明の収納ボックスが並び、下の段に水の箱とカセットボンベが置かれている様子

 

缶のまま注げる液体ミルク

明治の「ほほえみ らくらくミルク」は、240ミリリットル入りの缶に入った液体ミルクで、お湯も粉も使わずにそのまま哺乳瓶へ移せます。

たくさん飲む子にも1缶で足りる量で、開け口はプルタブなので缶切りもいりません。

24缶のケースで7,327円なので、3日分の18回をまかなっても6缶残ります。

 

 

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1個で40ml分のキューブミルク

粉ミルクを量らずに作れるのが、明治の「ほほえみ らくらくキューブ」です。

キューブ1個がミルク40ミリリットル分なので、ランタンの明かりだけの夜でもスプーンで量る手間がありません。

キューブ5個の1袋で200ミリリットルになり、その袋が60袋入って5,799円です。

 

 

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洗わずに使える哺乳瓶

Dramaの使い捨て哺乳瓶は、ケースの中に使い捨てのパックを入れて使うタイプで、汚れるのはパックだけです。

1回ごとにパックを取り替えればいいので、断水で哺乳瓶を洗えない日も困りません。

本体1つとパック60枚のセットで2,328円です。

 

 

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ケースで置ける紙おむつ

おむつはいつも使っている銘柄とサイズを、1パック多めに置くのがいちばんです。

古いパックから使って同じサイズを買い足し、サイズが上がるころに次のサイズへ切り替えれば、サイズアウトで余らせずに済みます。

リビングのマットの上で笑う赤ちゃんのおむつ替えを、母親が新しい紙おむつを持って準備し、娘がポリ袋を広げ、父親が紙おむつのパックを運んでいる様子

まとめて置くなら、ユニ・チャームの「ムーニー マシュマロ肌ごこち」のテープタイプが4袋のケースで届きます。

Mサイズ(6〜11キロ)の4袋入りで6,921円です。

 

 

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体もふける厚手のおしりふき

レックの「水99.9%」のおしりふきは、手や口のまわりにも使える厚手のシートです。

お風呂に入れない日の体ふきにも回せるので、1日に使う枚数はふだんより増えると考えておくと安心です。

54枚入りが24個で1,296枚、3,278円で、未開封なら製造から3年は品質が変わらないとしています。

 

 

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においを閉じこめる食パン袋

断水中はおむつのごみが何日もたまるので、においを通しにくい袋があると助かります。

パン屋さんで使われているポリプロピレンの食パン袋は、おむつを入れる袋として使っている子育て中の家庭も多い袋です。

HEIKOの半斤用が300枚で1,130円です。

 

 

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常温で置ける離乳食のパウチ

離乳食が始まっている子なら、温めずに食べられるパウチも月齢に合わせて置いておくと安心です。

「manma」は7か月ごろ向けのおじやとおかずの詰め合わせで、季節ごとに中身が入れ替わります。

混合の6個セットで3,850円、いまのセットの賞味期限は2027年の春ごろです。

 

 

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粉ミルクに使える硬度0の水

水道が止まったときにミルクを作る水は、国産のミネラルウォーターを使うよう農林水産省のガイドに書かれています。

赤穂化成の「やさしい純水」は、高知県の室戸沖の海洋深層水から作った国産の水で、ミネラルをほとんど含まない硬度0の軟水です。

家族の17本のうち何本かをこの水にしておけば、ミルク用の水を別に探さずに済みます。

12本で3,380円、製造から約2年もちます。

 

 

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大人の体ふき用の大判タオル

リブドゥの「リフレ ウェットタオル」は、17.5×30センチの大判で、お風呂に入れない日に大人が体をふくのにちょうどいい大きさです。

アルコールが入っているので、赤ちゃんにはおしりふき、こちらは大人と上の子の分と分けておくといいですよ。

詰め替え用の250枚で2,825円です。

 

 

夜中の授乳を照らす小さなライト

停電の夜のミルクやおむつ替えで、部屋全体を明るくすると上の子まで起きてしまいます。

Latunaの授乳ライトは、タッチひとつで点く充電式の小さな明かりで、明るさを3段階で落とせます。

重さ185グラムで、2,080円です。

 

避難するときに持ち出す、授乳とおむつ替え1回分のまとめ方はこちらに書いています。

家族で食べる3日分のごはん

大人2人と上の子の3人で、3日間に食べる食事は3食×3日×3人で27食です。

主食のお米やパスタ、レトルトカレー、缶詰は、ふだんスーパーで買っているもので大丈夫です。

いつもより少し多めに買って古いものから食べ、食べた分を買い足していけば、それがそのまま家族の3日分になります。

そこに、お湯や火が使えない日でも食べられるものを少し混ぜておくと、停電と断水が重なった日も慌てません。

ランタンの明かりのダイニングテーブルに非常食の袋や缶詰が並び、娘がビスケットの箱を持って笑い、父親が袋を選び、母親が赤ちゃんを抱いて座っている様子

 

3人分の3日分が一度にそろうセット

ピースアップの非常食セットは、ちょうど「3人用・3日分」の27食が1つの箱に入っています。

中身はお湯か水で作る袋入りの非常食9袋、おにぎり9袋、保存パン9個で、どれも食器を使わずに食べられる作りです。

10,580円で、製造から5年もつので、ふだんの食事で回すものとは分けて、箱のまま置いておけます。

朝はパン、昼はおにぎり、夜は袋入りの非常食と分ければ、3人で3日間、朝昼晩で主食を変えながらちょうど使い切れる計算です。

 

 

甘いたれのやきとり缶

ご飯にのせるだけでおかずになるのが、1970年から売られているホテイの「やきとり たれ味」です。

国産の鶏肉を炭火で焼いて甘口のたれで仕上げてあるので、甘い味が好きな上の子でも食べやすいと思います。

75グラムの缶が3缶で591円なので、まずは1パック試して、家族が気に入ったら増やすのがおすすめです。

 

 

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お湯を注ぐだけの野菜スープ

非常食が続くと足りなくなりがちなのが野菜です。

アスザックフーズのフリーズドライスープは、お湯を注ぐだけで具だくさんのスープになり、いくつかの味を食べ比べられるセットです。

6食で1,000円です。

 

 

5年もつたべっ子どうぶつ

いつもと違う夜に、上の子がいちばん喜ぶのはいつものおやつかもしれません。

ギンビスとIZAMESHIの「厚焼きたべっ子どうぶつ」は、見慣れたビスケットが缶に入って、製造から5年保存できます。

120グラムの1缶で579円です。

 

 

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お湯と水が止まった日の備え

赤ちゃんがいる家で、停電と断水の日にいちばん困るのはお湯です。

お湯のほかは、水とトイレを家族みんなの分でそろえます。

能登半島地震を経験した珠洲市のアカウントは、水と非常用トイレと並べて、赤ちゃん用のおしりふきを〈最優先〉に挙げていました。

カセットコンロはもう家にあるという方も多いと思いますが、そうなると足りなくなるのはボンベのほうです。

ボンベとトイレ、水を、まずは3日分そろえるところから始めましょう。

断水した日の洗面所で、娘が折りたたみの水タンクの蛇口から出る水で手を洗い、父親がランタンで照らし、母親が赤ちゃんを抱いて見守っている様子

 

お湯を沸かすカセットガス

カセットコンロのボンベは、ミルクのお湯と家族の食事の両方に使うので、ふだんの鍋の日より早く減ります。

冬の鍋や焼き肉で使ったぶんを買い足していけば、古いボンベから順に入れ替わっていきます。

イワタニのカセットガスは、同じイワタニのカセットコンロにそのまま使える純正品なので、相性を気にせずに済みます。

12本セットで3,180円です。

 

 

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3日で45回分の簡易トイレ

大人2人と上の子の3人で、1人1日5回とすると3日で45回分が要ります。

Hiromi Fashion Houseの簡易トイレは、便座にかぶせた袋に凝固剤を入れて固めるタイプで、15年保存できます。

50回分のセットで3,280円です。

 

 

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断水が長引いたときの携帯浄水器

給水車に並べないときや、ためた水が足りなくなったときの最後の手段が携帯浄水器です。

NSZの携帯浄水器は0.01ミクロンのフィルターで、水の中の濁りや細菌を取り除けるとしています。

3,180円です。

ただ、水に溶けた汚れまでは取れないので、赤ちゃんのミルクには使わず、大人の飲み水や体を拭く水に回します。

 

 

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家族の人数や使い方で、ほかの浄水器とも比べてみたい方はこちらでどうぞ。

 

手回しでも灯るランタン

授乳ライトは手元だけ、部屋全体はランタン、と分けておくと夜中に困りません。

DABADAのLEDランタンは、乾電池・ソーラー・手回し・車のシガーソケット・USBの5つの方法で使えます。

手回しなら5分回して約20分点くので、電池が切れた夜でも明かりを作れます。

3,498円です。

 

 

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手洗いや体ふきの水をためるタンク

断水が続くと、飲み水とは別に、手を洗う水や体をふく水、哺乳瓶のまわりを拭く水も足りなくなります。

MILASICの折りたたみタンクは手洗いや掃除に使う水をためる袋で、1枚に約10リットル入り、3枚に分けて少しずつ入れれば運ぶ重さも自分で決められます。

3枚セットで2,199円です。

 

 

電気ケトルも動くポータブル電源

停電が長引く地域なら、ポータブル電源があると電気ケトルでミルクのお湯を沸かせます。

Jackeryの「1000 New」は容量1,070Wh、定格出力1,500Wで、家庭のコンセントで使うほとんどの家電を動かせるとしています。

重さは10.8キロ、価格は119,800円です。

夜中のミルクのたびにコンロで火を使うのが不安な家や、エレベーターが止まると水もボンベも運びにくい高い階の家なら、ここにお金をかける意味は大きいと思います。

 

 

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停電の日に動かしたい家電から容量を選びたい方は、3つのタイプを用途で比べたこちらが参考になります。

3日分の次は1週間分へ

おむつにミルク、水にボンベと並べると、赤ちゃんがいる家はやっぱり物が多いですよね。

でも、全部を今週そろえる必要はありません。

おすすめしたいのは、こんな順番です。

  • まず赤ちゃんのミルク・おむつ・おしりふきを、いつもより1つずつ多めに
  • 次に水17本とトイレ45回分で、家族の3日分
  • そのあと家族のごはん27食と、お湯を沸かすボンベ
  • 赤ちゃんの分は2週間分、家族の分は1週間分へと少しずつ

家族の分を1週間分まで広げるときの量と置き場所は、こちらの早見表で数えられますよ。

夜の寝室で、小さな卓上ライトの明かりの中、眠りかけの赤ちゃんを抱いた母親がやさしく見つめている様子

国から「3日分」と言われても、赤ちゃんのいる家では、それだけでは心もとないと感じていた方も多いと思います。

その感覚は間違っていなくて、国の資料も赤ちゃんの分は2週間分をすすめています。

赤ちゃんの箱の中身を、月齢が進むたびに使って買い足していく。

それが、国の言う3日分よりずっと長く家族を守れる、いちばん無理のない備え方なのかもしれませんね。

参考にした資料(開く)