【新発売】ピジョン ミルスマートは買い?象印・レイコップの調乳ポットと比較!
今、6ヶ月になる子どもがいるんですが、夜中のミルク作りをやってみてわかったこと。
あの「お湯を冷ます待ち時間」、地味にこたえるんですよね。
70度くらいのお湯で粉を溶かして、人肌まで冷まして、ようやく飲ませられる。
その数分のあいだ、腕の中の赤ちゃんはギャン泣きしてるっていう…。
こちらは半分寝ぼけたまま、水道でボトルを冷やしながら、温度を何度も確かめる。
正直、この作業をもっと効率化できないものかと思い、見つけたのが「調乳ポット」なるもの。
定番は象印とレイコップの2台らしいのですが、調べていると気になる新顔が。
ピジョンが7月27日に発売する、調乳用適温サーバー「ミルスマート」です。
なんと、約3分で飲みごろのミルクができあがるのだとか。
ただ、お値段は税込24,200円と、けっして安い買い物ではありません。
なので、「本当にそこまでの価値があるのかな」と定番の2台と比べてみたので、その情報を今回はシェアしていこうと思います。
夜中の調乳はなぜ大変?
「ミルクを作るくらい、そんなに大変?」
子どもが生まれる前の私なら、たぶんそう思っていました。
でも実際にやってみると、大変さの正体は「一回一回」ではなく、その回数と、時間帯の悪さにあるんですよね。
生まれて数ヶ月のあいだは、ミルクの回数が1日に7〜8回にもなります。
当然、夜中も2〜3回は起きて作ることになる。
やることは毎回同じで、お湯を用意して、粉を溶かして、人肌まで冷ます。
この「冷ます」のひと手間が、眠い体には想像以上にこたえるんです。
ちなみに、なぜわざわざ70度以上の熱いお湯で作るのかというと、粉ミルクの菌対策として国のガイドラインで決まっているから。
つまり「熱いお湯で溶かす」は省略できない工程で、そのぶん「冷ます待ち時間」も必ずセットでついてくるわけです。
熱すぎれば飲ませられないし、ボトルを水で冷やしている数分のあいだ、赤ちゃんはずっと泣いている。
片手で子どもをあやしながら、もう片方の手で腕に一滴たらして温度をみる。
そんなことも、しょっちゅうでした。
だからこそ、この「冷ます」をどうにかしてくれる道具に、これだけの需要が集まるのでしょう。
2万円という価格が高いのか、安いのか。
それはこの「解放される時間」をどう見るかで、けっこう変わってくるのではないでしょうか。
ピジョン ミルスマートとは
そのど真ん中に投げ込まれてきたのが、哺乳びんでおなじみピジョンの新商品「ミルスマート」です。
ひとことで言えば、粉ミルクを約3分で、飲みごろの約40度に自動で仕上げてくれる調乳専用サーバー。
2026年7月27日発売、税込24,200円です。
【2026年7月27日 新発売】
調乳タイムに時間と心のゆとりを
調乳用適温サーバー milsmart(ミルスマート)約3分で飲みごろミルクが完成
授乳に適した温度(約40℃)を自動計算
コンパクト設計で日中も夜間も場所を選ばず調乳
いつでも衛生的
調乳以外にも使えます詳しくは画像をクリック!
— ピジョンインフォ【公式】 (@pigeoninfo) July 23, 2026
仕組みが、なかなか賢いんですよ。
まず70度以上の熱いお湯が出てきて、粉をしっかり溶かす。
そのあとに、常温の水を自動で計算して注ぎ足し、全体を授乳にちょうどいい約40度へ持っていく。
つまり、さっき書いた菌対策のガイドラインを守ったまま、あの「冷ます待ち時間」だけを消してくれるという設計なんです。
使い方も、粉を入れた哺乳びんをトレイに置いてボタンを押し、熱湯が出たら振って溶かして、もう一度戻すだけ。
量は80〜320mlまで20mlきざみで選べるので、新生児から卒乳前まで対応できます。
細かいところでは、庫内をUVライトで清潔にたもってくれたり、配管の残り水を排水できたり、衛生面の作り込みはさすがベビー用品のピジョン。
幅は12.5cmとスリムで、寝室のちょっとした棚にも置けるサイズ感です。
75〜95度の熱水モードもあるので、ミルク卒業後もお茶や離乳食づくりに使い道が残ります。
一方で、気になる点も正直に。
粉ミルクを量って哺乳びんに入れるのは自分の仕事で、そこまで自動ではありません。
哺乳びんも付属しないので、手持ちのものを使う前提。
そして何より、発売前なので実際の使い勝手の口コミがまだ存在しないという点は押さえておきたいですね。
ちなみに、粉の投入まで全部やってくれる全自動タイプは3〜4万円台。
「そこまでは要らないけど、温度の計算はおまかせしたい」という層の、ちょうど真ん中を突いてきた一台だと思います。
象印・レイコップと比較
とはいえ、調乳ポットの世界には、定番の先輩が2台。
デザインの象印と、自動給水のレイコップです。
ミルスマートを含めた3台の違いは、並べて見たほうが早いので、まずは一覧の図解でどうぞ。
ざっくり言えば、2台の定番は「お湯を用意しておく道具」、ミルスマートは「ミルクを仕上げる道具」。
ここからは、図では伝わりきらない一台ごとの性格を、良いところも気になるところも正直に見ていきますね。
象印STAN.電動ポット
|
|
まず、いちばん「ふつうの電動ポットに近い」のがこの象印です。
お値段は税込16,830円前後(2026年7月時点)。
ミルク作りに便利な70度保温がついていて、沸かして冷ます待ちがなく、いつでもすぐ調乳に入れます。
マットな見た目もおしゃれで、キッチンに置きっぱなしでも生活感が出にくい。
口コミでも「デザインがいい」「ミルクを卒業したあともお茶やコーヒーに使える」という声が目立ちます。
調乳専用ではないぶん、使い終わりのない、長く付き合える一台なんですよね。
ただし、あくまで「70度のお湯が待っている」ところまで。
水量は目盛りを見て自分で注ぎますし、溶かしたあとに人肌まで冷ます工程は残ります。
容量も1.2Lとやや小さめなので、完全ミルクで一日に何度も作る家庭だと、少し物足りないかも。
レイコップ ミルクメイト
|
|
「安いのに、水量まで自動で出せる」と人気なのがこのレイコップです。
クーポン適用の税込12,800円という例もあり(2026年7月時点)、3台のなかでは手を出しやすい価格。
温度は38〜100度を1度きざみ、水量は30〜240mlを10mlきざみで設定でき、一度ボタンを押せば設定した温度と量のお湯が、そのまま出てくる。
寝不足でボーッとした夜中でも、考えずに同じお湯が用意できるわけですね。
「パパでも失敗しにくい」という口コミが多いのも、うなずけます。
ただ、こちらも出てくるのは「お湯」です。
調乳では80度前後の保温がすすめられているので、溶かして冷ますという流れ自体はなくなりません。
「設定より少し多い・少ない」という水量の誤差の声や、タンクの水位が見えにくいという指摘もあり、使い始めに少し微調整がいる道具でもあります。
完母・混合・完ミ別の選び方
ここまで読むと、結局うちはどれがいいのか、迷ってきますよね。
実はこの3台、どれが上というより、授乳のスタイルによって正解が変わるんです。
完全母乳なのか、混合なのか、完全ミルクなのか。
下の図で、自分がどのタイプに近いかをたどってみてください。
まず、ミルクの回数がいちばん多い完全ミルクの家庭。
ここは、2つの方向があります。
とにかく手間と時間を削りたいなら、冷ます工程ごと消してくれるミルスマート。
予算をおさえつつ楽をしたいなら、水量まで自動のレイコップ。
一日に何度も、しかも夜中に作るなら、この自動化にお金を払う価値は大きいと思います。
次に、母乳とミルクを行き来する混合の家庭。
作る回数がそこまで多くないなら、ミルク卒業後もふつうのポットとして残る象印が、バランスの取れた選び方になります。
そして、ほぼ母乳でたまにミルク、という場合。
正直、高機能な調乳グッズまではいらず、電気ケトルとペットボトルの水で十分まわる、という先輩ママの声も多いんですよね。
ここは無理に買わない、という判断もアリだと思います。
それともうひとつ、選ぶときに意外と効いてくるのが「使い終わったあと」のこと。
ミルクの時期は、思っているより早く過ぎていきます。
象印は卒乳後もふつうのポットとして家に残り、ミルスマートも熱水モードでお茶や離乳食に使い道が残る。
調乳専用の道具でも、卒乳したらフリマアプリで手放す人は多く、状態がよければそれなりの値がつきます。
ベビーカーや抱っこ紐と同じで、「うちの子が使ってたやつ、良かったら」と知り合いの子へ譲るのも、子育て世帯ではよくある光景ですよね。
そもそも「完母か混合か完ミか」は、生まれてみないとわからない部分が大きい。
だからこそ、迷ったときは使い道や引き取り手が残る一台を選んでおくと、仮に授乳スタイルが変わっても、ムダになりにくいのではないでしょうか。
我が家の選び方と本音
我が家は混合なので、正直な気持ちを言えば、象印のような「卒乳後も使える一台」に気持ちが傾いています。
ミルクの時期は、長い子育てのなかで見ればほんの一瞬。
うちの子ももう6ヶ月で、離乳食も始まり、ミルクの出番は少しずつ減ってきました。
そのあとも家族のお茶やコーヒーで働いてくれると思うと、ムダ買いにならない安心感があるんですよね。
ただ、これはあくまで我が家のペースの話。
それに、夜間を夫婦で交代していると、もうひとつ見えてくることがあります。
作る人によって、お湯の量も温度も、微妙にばらつくんですよね。
眠い私が作った日と、妻が作った日で、赤ちゃんの飲みっぷりが違う気がすることもありました。
その点、誰が作っても同じ温度・同じ量に仕上がるミルスマートは、分担する家庭ほど、ありがたみが増すはずなんです。
もし私がいま出産準備をやり直すなら、たぶんミルスマートを軸に考えます。
あの寝不足のピークに、ボタンを押して3分で飲みごろが出てくるなら、まちがいなく神ですからね。
夜中の数分の温度確認から解放されるなら、2万円を払う価値は十分にある。
私はそう感じました。
価値があるかどうかは、たぶんあなたがいちばんしんどい夜を、どれだけ楽にしたいかで決まるのだと思います。
出産準備は、生まれてみないとわからないことばかりで、ほんとうに悩みますよね。
だからこそ、いま全部を完璧に決めきろうとしなくても、大丈夫。
生まれてみて、我が子のペースが見えてきたタイミングで選んでも、決して遅くはありません。
それでも、こうして先に道具を調べておいた時間は、きっとあの寝不足の夜に、そっと効いてくるはずですよ。
参考にした情報
今回の記事で参照した各メーカーの情報です。
価格や仕様は変わることがあるので、購入前には最新の情報を確認してみてくださいね。