「チケットを買おうとしたのに画面が真っ白」
「予約画面に進めないままタイムアウト…」
大阪・関西万博の公式サイトで、こんなエラーに戸惑っていませんか?
とくに夜間や予約開始直後には
- 「繋がらない」
- 「エラーコードが出たまま止まる」
といった声が、
SNS上でも頻繁に報告されています。
実はその多くが、アクセス集中による“システム側の問題”である可能性が高いのです。
とはいえ、ごく一部にはご利用端末や決済設定など、利用者側の要因が関係する場合もあります。
この記事では、2025年5月現在の状況をもとに、
- 「今何が起きているのか」
- 「どう対応すればいいのか」
を、わかりやすく整理しました。
焦って操作を繰り返す前に、一度立ち止まって読んでみてくださいね。
目次
多くのエラーはシステム側の影響
万博サイトで表示されるエラーは、多くの場合、あなたのスマホやPCの問題ではありません。
基本的には、サイト側の処理能力やサーバー混雑によるものと考えていいでしょう。
というのも、今はSNS上での情報交換が盛んということもあって、パビリオンの3日前予約が開始される0時に合わせてアクセスが急増する現象が連日起きているからです。
つまり、チケット購入やパビリオン予約の直前に、急に「通信エラー」や「ページが真っ白になる」などの問題が起きてしまうわけです。
よくあるのは、
- 「HTTP Error 502」
- 「予期せぬエラーが発生しました」
などの表示。
なので、このようなケースに当たった場合、サイト自体に不具合が出ている可能性が非常に高いと考えていいでしょう。
アクセスが集中しすぎて、サーバーが処理しきれなくなる。
その結果、サイトが重くなったり、表示されなかったりするのです。
たとえば、
- パビリオン予約の「3日前予約」や「7日前抽選」が始まるタイミング(例: 深夜0時ちょうど)
- 夜の22時ごろ(仕事終わりでアクセスが増える時間帯)
- 土日の朝や昼など、多くの人が一斉に利用しようとするタイミング
こうした時間帯は、万博サイトにアクセスが殺到しやすいため、サーバーに大きな負荷がかかります。
結果、誰がアクセスしてもエラーになることがあるのです。
ちなみにログインできたとしてもこんな感じで待たされることも…。

こちらは5月22日、0時になってすぐ公式サイトにアクセスした時のもの。
なんとログインまでに1時間17分かかりました。

これじゃあ3日前予約はほぼ期待できません。
アクセス集中による不具合の傾向と対処法
結論から言いましょう。
まず試してほしいのが、「アクセスする時間をずらす」こと。
とてもシンプルですが、実はもっとも効果的な対処法のひとつです。
とくに3日前予約が始まる「深夜0時」は、アクセスが一気に集中します。
それに伴い、0時前にログインしておけばアクセスが回避できるというテクニックがSNSで拡散されたことで、現在は夜10時頃からログインしにくい状況が続いています。
また、平日のお昼休みの時間帯「お昼12時から」も、アクセスが集中します(深夜ほどではありませんが)。
この時間帯を避けるだけで、スムーズに操作できる可能性が上がります。
おすすめは、以下のような時間帯:
- 早朝の5時〜8時ごろ
- 深夜の2時〜4時ごろ
この時間ならスムーズにアクセスできます。
日中に仕事がある人はこの時間帯は厳しいと思うのですが、そこは万博を100%楽しむために眠い目をこすってがんばるしかありません。
また、日中も比較的繋がりやすいです。
サイトが混雑するのは21時以降なので、チケット購入や予約変更は21時までの時間帯に行うようにしましょう。
とはいえ、あと数カ月間この調子だと夏休み中などの繁忙期は先が思いやられるので、公式でサーバーを強化するなりなんとか対応をお願いしたいところです。
「22時ログイン待機」で予約成功率アップ?
大阪万博のサーバー混雑の理由は、ずばり「3日前予約」です。
なので、受付が始まる3日前の0時の瞬間にログインしようとしても、サーバーが混雑しすぎて、そもそもログインすらできないことが予想されます。
そこで注目されているのが、「22時頃から事前にログインしておく」というテクニック。
Xでも
- 「22時台からログインしていたらスムーズに進めた」
- 「0時直前だと間に合わなかった」
という報告が多数あります。
やり方はシンプル。
まず、22時〜23時頃(できれば22時台)に公式サイトにログインし、マイページにアクセス。
ログインは、マイページ(マイチケット画面)がベスト。
「予約・抽選申込・変更・入場する」ページでも可能だが、マイページに進んでおくと0時の移動が早い。
その状態を保ちつつ、数分おきにページを更新したりメニューをクリックするなどして、セッション切れ(自動ログアウト)を防ぐことが大切です。
0時ちょうどになったら、すばやく予約画面へ移動し、希望するパビリオンや時間枠(「○表示」がおすすめ)を選択するという感じですね。
注意点としては、ログイン待機中に一切操作しないと自動的にログアウトされることがあるため、こまめな操作が肝心です。
それでも0時に予約できなかった場合は、キャンセル枠の再放出や、入場後の当日予約にかけるという感じになります。
この「22時ログイン待機法」は、万博の先着予約戦線で確実に一歩リードするための現実的な対策のひとつ。
焦らず、事前に準備を整え、0時の瞬間に向けてスマートに構えておきましょう。
また、その際に可能な限り不具合を起こさないために、以下の方法もあわせて試してみてください。
キャッシュとクッキーの削除
まずはブラウザの設定から。
Chromeでは右上の「︙」→「設定」→「プライバシーとセキュリティ」→「閲覧履歴データの削除」から「キャッシュされた画像とファイル」「Cookieと他のサイトデータ」にチェックを入れて削除します。
Safariでは「設定」→「Safari」→「履歴とWebサイトデータを消去」。
削除後はブラウザを一度閉じて、再起動してからアクセスしてみてください。
別のブラウザや端末で試す
次は、別のブラウザや端末で試す方法です。
要するに、
- スマホでダメならPC
- PCでダメならスマホ
という感じですね。
ブラウザによって処理方法が異なるため、ChromeでダメでもSafariなら通るということもあります。
Wi-Fiとモバイルデータを切り替える
Wi-Fiが不安定な場合や、混雑しているネットワークに接続していると、タイムアウトしやすくなります。
モバイルデータに切り替えたり、逆にWi-Fiに戻したりして試してください。
基本的には、その場その場で通信環境の良いものを使えばOKです。
モデムやルーターの再起動
通信が不安定なときは、ルーターの再起動で改善されるケースもあります。
5分ほど電源を落としてから再起動すると、設定がリフレッシュされて改善されることも。
こうした方法で、一時的な不具合を回避できる場合があります。
複数の方法を組み合わせると、より成功率が上がります。
「それでも直らない」時のチェックポイント
何度アクセスしてもエラーが続く。
その場合は、公式側で障害やメンテナンスが発生している可能性があります。
とくに以下のようなメッセージや現象が出ている場合は注意:
- 「Service Unavailable」「503 Error」などの表示
- ログインはできるが、予約画面に進めない
- ページが極端に重く、途中で読み込みが止まる
こうした場合は、以下の方法で公式情報を確認しましょう:
- 万博の公式サイトのトップページ(障害情報やお知らせをチェック)
- 公式Xアカウント(@expo2025_japan)で最新情報を確認
- 「万博 サイト エラー」などのキーワードでXを検索し、他の利用者の投稿を確認
SNSをチェックすることで、同じような症状が他にも発生しているかが分かります。
もし「他の人も同じエラーで困っている」ようなら、それはほぼ確実にシステム側の問題。
あなたの操作ミスではありません。
サポートに連絡する時の注意点と準備
上記を試しても改善しない場合は、万博のサポート窓口に問い合わせるのが最善です。
連絡前に、以下を準備しておくとスムーズです:
- 発生しているエラーの内容(例:「E_SW_GP_DL_108_9_900_1」や「E_SW_GP_DL_108_9_999_1」など)
- エラーが出た時間帯とページの種類(予約画面?ログイン画面?)
- 使用したブラウザや端末(スマホ/PCなど)
- いつ頃から問題が起きたか、何度試したか
連絡先は以下のとおりです:
万博来場サポートデスク
- 電話:0570-200-066
- 受付時間:全日の午前9時~午後10時
または、公式サイトの問い合わせフォームからの連絡も可能です。
問い合わせ時には、「焦らず・正確に」状況を伝えるのがポイントです。
なお、原則として電話またはお問い合わせフォームでの対応となります。
チケットの購入や予約に関する手続きの代行は行っていません。
最後に。
システム側の不具合は、利用者側ではどうにもならないことが多いものです。
だからこそ、「自分のせいかも…」と悩みすぎないことが大切です。
「せっかく予約しようと思っていたのに…」「もう一度やり直すのが怖い…」
そう感じる方も多いはずです。
でも、あなたの操作が間違っていたわけではありません。
正しい対処法を知り、落ち着いて行動すれば、状況はきっと改善されます。
一時的にアクセスできなくても、慌てず、時間をおいてから再度試す。
それだけでも、十分前に進めるはずです。
「同じ状況で困っている人がたくさんいる」という事実だけでも、少し気持ちが軽くなるかもしれません。
焦らず、一緒に状況を乗り越えていきましょう。
