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大阪万博|出発前に準備すべき持ち物リストをチェック!

大阪・関西万博、必須アイテムリスト

 

2025年春、ついに開幕した大阪・関西万博。

国内外から多くの人が訪れるこの一大イベントを最大限楽しむには、やはり事前準備として持っていくべきアイテムというものがあります。

「これ、持ってきて正解だったかも」

そんな声がSNSや現地のあちこちで聞こえてくるのは、限られた時間と体力を最大限に活かすための工夫が詰まったアイテムのおかげかもしれません。

  • 混雑するエリア
  • 変わりやすい天気
  • 想像以上に広い

その中で快適に過ごすためには、ほんの少しの準備が「安心」に直結します。

この記事では、実際に訪れたからこそわかる便利なアイテムを交えながら、迷わず選べる持ち物チェックリストをご紹介!

あれこれ悩まずに、心から楽しむためのヒントがきっと見つかりますよ!

大阪万博の持ち物チェックはなぜ重要?

25年4月14日の大阪万博、開場直後の様子

2025年4月13日、大阪・夢洲(ゆめしま)でついに開幕した大阪・関西万博。

私も実際に2回行ってきましたが、本当に「準備がすべて」と言っても過言ではありません!

事前にどれだけ準備しているかで、現地での快適さがまるで違ってきます。

万博は、ただのレジャーじゃない。

『計画的に楽しむ大型フェス』のようなものなんです。

 

まず、想像以上に広い。

会場面積は約155ヘクタール

わかりやすく言うと、USJの約3倍の広さ

これはちょっと歩く、なんてもんじゃありません。

加えて、約150のパビリオンが点在しているので、移動距離がとにかく長い。

 

そして、パビリオンの予約や撮影スポットがめちゃくちゃ多いので、とにかくスマホを使います。

実際、SNSでも

  • 「スマホ必須なので充電が足りなかった」
  • 「公式アプリをこんなに使うとは思わなかった」
  • 「写真撮りすぎてすぐ充電がなくなる!」

なんて声が実際に投稿されています。

スマホの充電をほぼ切らしたことのない私ですが、初日は午前中だけでスマホの充電が20%になりました。

もちろん、モバイルバッテリーを購入して準備していたので事なきを得ましたが、大阪万博でバッテリーが切れたらもうお手上げです。

 

さらに、会場内はほぼキャッシュレス。

(現金はほぼ使えません)

クレジットカードがなかったり、電子マネーを一切使ってなかったり、そういう人は会場内で現金をカード化しなきゃならいという手間が発生するので、こちらも事前準備が必須です。

 

そして、天気。

これも油断禁物。

海風のせいか、急に曇って肌寒くなることもあれば、強い日差しで汗だくになることも。

要するに、日中と夜の寒暖差が結構あるんです。

 

さらに盲点なのが、飲食物

ご飯時のフードカーやコンビニはとにかく混雑しています。

会場内はとても広いし、パビリオンの列に並んでることも多いので、その間に手軽に食べられるおにぎりやサンドイッチなんかがあれば一石二鳥。

行ってみれば一目瞭然なのですが、万博って非日常の宝庫なんです。

でも、それを100%楽しむには、日常の延長としての「準備力」が大事なんですよね。

だからこそ、これから紹介する持ち物リストをチェックして、最高の万博体験を一緒に目指しましょう!

大阪万博の必須持ち物リスト

大阪万博へ行く前の持ち物チェック

「で、何を持っていけば正解なの?」

ここ、いちばん気になるポイントですよね。

今回、私が「これは持っていって良かった~!」というアイテムを紹介していきましょう!

モバイルバッテリー(超必須!)

モバイルバッテリー

大阪万博では、スマホを一日中使い倒すことになります。

アプリでのパビリオン予約、混雑チェック、撮影、SNS投稿…とにかくバッテリー消費が激しい!

私も初日に朝だけで20%まで減って焦りました。

モバイルバッテリーがなければ、その後の予定も全て狂ってしまいます。

「持ってて良かったランキング」堂々の1位。

できれば2回フル充電できる大容量タイプがおすすめです。

さらに充電ケーブルも長いものがいいでしょう。

私は1.5mのものを持っていきましたが、モバイルバッテリーをカバンに入れ、ケーブルを出してスマホに差して使ってました。

逆に言うと、短いケーブルだと使いにくいので、充電ケーブルはある程度長いものを用意しておくことをおすすめします。

 

マイボトル/飲み物(給水可能)

ペットボトルと水

会場内には無料の給水スポットがありますが、容器がなければ使えません。

缶・ビンは持ち込みNGなので注意しましょう。

なので、ペットボトルかマイボトルの準備が必須。

(空のペットボトルで十分!)

特に暑い日は、水分補給を怠ると体調を崩しかねません。

水筒に冷たいお茶やスポーツドリンクを入れておけば、炎天下でも安心。

節約にもなって一石二鳥です!

ちなみに水はフードコートでも飲めますし、専用の水くみマシンもあるので、節約派は粉のスポーツドリンクを持って行くのもいいかもしれませんね。

 

おにぎり・サンドイッチ(混雑回避)

コンビニで買える軽食

万博内のキッチンカーやコンビニ、人気のレストランはどこも大行列。

「ちょっと腹ごしらえ」ができずに、イライラ…なんてことも。

実際、会場内は広いので、お腹が空いたタイミングで食べたいものがあるかどうかは運次第

人気のくら寿司やスシローは午前中の段階でその日の予約が埋まっていました。

そんな時、おにぎりやサンドイッチ、ゼリー飲料など、手軽に食べられるものを持ってきておくと超便利!

私もすでに万博を2回訪問してますが、道中のコンビニでおにぎりとサンドイッチを持参して、かなり助けられました。

並びながらでもサクッと食べられる、まさに裏ワザ的アイテムです。

万博グルメを期待して訪れる人も多いと思いますが(私もそうでした)、行ってみるとグルメ以外に楽しめるスポットが周りきれないくらい沢山あるので、何かしら軽食を購入していくのはおすすめです。

ちなみにお子さんと一緒に行く場合は、スナック菓子なんかも持っていくといいですよ!

とにかく歩くのでお腹が空きます(笑)

あと、ウェットティッシュ(除菌ティッシュ)も必須です。

こちらも必ず忘れずに持っていくようにしましょう!

 

スマホ(チケット・キャッシュレス)

キャッシュレス決済

言うまでもないことですが、スマホがないと万博は始まりません。

  • チケットの提示
  • アプリでのパビリオン予約
  • キャッシュレス決済

あらゆるシーンで必要になります。

逆に言うと

「スマホさえ忘れなければなんとかなる」

と言っても過言ではありません。

アプリの事前ダウンロード、入場の際に必要なQRコードのスクショもしっかり保存しておきましょう。

こちらはパビリオンの入場の際にも毎回必要となります。

 

実際のところ、会場内はほぼキャッシュレスで、クレジットカードやスマホ決済(PayPay、iD、Suicaなど)を事前に準備しておく必要があります。

私は基本的にPayPayを使っていましたが、お土産や軽食、自販機、ちょっとしたお買い物はすべてPayPayだけで大丈夫でしたよ。

現地でのチャージやカード化の手間を減らすためにも、事前の準備が肝心です。

 

帽子・日傘・日焼け止め(暑さ対策)

日焼け対策

春〜夏の万博会場は、日差しとの戦い。

大屋根リングの下を歩く時とパビリオンの中に入ってる時以外は、直射日光がずっと当たっている感じでした。

帽子や日傘はもちろん、日焼け止めやサングラスも必須。

私はまったく何もしてなかったのですが、4月14日に行った時は鼻が真っ赤になってしまいました…(笑)

ちなみに帽子や日傘、日焼け止め、サングラスは現地でも販売されているので、もし忘れた人は現地調達できますよ。

特に夏場や日差しの強い日は、熱中症対策と美容のためにも万全の装備で挑みたいですね。

 

歩きやすい靴(超重要!)

歩きやすい靴のイメージ、スニーカー

とにかく会場が広い!

USJの約3倍の広大な敷地を歩き回るには『スニーカー一択』です!

「おしゃれなサンダルで行ったら地獄を見た…」なんて投稿もよく見かけます。

『歩きやすい靴』はマジで重要です。

本当にすっごくすっごく歩きますから。

個人的な感覚ですが、USJやディズニーより歩きます。

履き慣れた靴で行くだけで、疲れ方が全然違うので、靴の中に入れるインナーソールを入れるのもおすすめです!

 

紙マップ/ガイドブック(ナビゲーション)

アプリが便利とはいえ、スマホのバッテリーが切れたらアウト。

そんなときに助かるのが紙のマップやガイドブックです。

会場が広く、エリア構成も複雑なので、紙の全体図があると動きやすいのは間違いありません。

私は“ぴあ”の『大阪・関西万博ガイドブック』を事前に購入して持っていきましたが、現地で地図の部分だけ破って使いました。

ガイドブック自体はほとんど読まず、カバンに放り込んだままでしたが、紙の地図はすごく役に立ちます。

現地でも200円で紙の地図が購入できますが、売っている場所も限られているうえに並ばなくてはいけません。

これは早く万博を楽しみたい人からすると時間のロスでしかありません。

なので、紙のマップは事前に印刷するなどして準備しておくことをおすすめします!

公式ではないですが、こちらの方のマップが使いやすいですよ!

汗拭きシート・塩分補給の飴(汗対策の必需品)

日中は沢山の人で賑わう万博会場。

気づけば汗が止まらず、顔や首まわりはベタベタ……なんてことも。

そんなときに助けてくれるのが汗拭きシートです。

ちょっと拭くだけでも気分がリセットされて、快適さが段違い!

さらに、汗による不快感からの体調不良も侮れません。

特に日中のパビリオンを待つ間、疲れでボーっとしてくることも予想されます。

そんな時のために、塩分補給できる飴・タブレットも準備しておくと安心です。

「ちょっとしたこと」が、大きな快適さに繋がりますよ。

 

カッパ・レインポンチョ(天候対応)

夢洲(ゆめしま)は埋立地で海沿いなので、急な雨や強風が珍しくありません。

傘よりも両手が空くレインポンチョやカッパが断然おすすめ。

実際、開幕2日目の夕方に雨が降ってきたのですが、大屋根リングの下に居たとしても雨がかかります。

荷物も最小限で済むし、濡れて体が冷える心配もなし。

天気が不安な日は特に必携ですが、会場内で傘もポンチョも売っているのでなくても安心といえば安心です。

 

ヒートテック(夕方以降の寒さ対策)

日中は汗ばむほどの陽気でも、夕方を過ぎると一気に冷え込むのが夢洲の恐ろしさ。

特に海風が吹き抜けると、体感温度がぐっと下がります。

「昼間が暑かったから油断した…」という人、SNSでも結構見かけました。

私も完全にそのひとりで、最初に行った時は夜がかなり寒かった思い出です。

そんなとき、薄手でかさばらないヒートテックが1枚あるだけで安心感が段違い!

私は2回目の訪問でポケットに仕込んでおいたヒートテックが、夜になって本当に頼りになりました。

夕暮れ時の大屋根リングの上からの景色は、それはそれは見事な美しさなのですが、ヒートテックがなければ寒くてそれどころではなかったかもしれません。

体が冷えると疲れも倍増しますし、帰り道もつらくなります。

荷物が少なくて済むインナー系の防寒着は、“お守りアイテム”として持っておくと大正解ですよ!

まとめ

 

大阪・関西万博は、ただの展示イベントではありません。

まるで一日中続く冒険のように、見どころ・食・演出が凝縮された『五感で楽しむテーマパーク』と言っても過言ではないでしょう。

でも、その非日常の世界を100%楽しむには、ちょっとした準備がカギ

たとえば「暑さ」「寒さ」「混雑」「広さ」――そのすべてに対応するには、ただ行くだけでは足りません。

私は2回行ってみて、「行って良かった!」と心から思えるのは、準備をしていった2回目の方でした。

25年4月18日の大阪万博、正午頃の様子4月18日のお昼頃の様子

 

忘れ物がなかった分、余計なストレスもなく、景色も空気も、ひとつひとつをちゃんと楽しめたんですよね。

この記事を読んでくださったあなたにも、同じような気持ちになってほしい。

だからこそ、事前にしっかりとチェックして、少しだけ荷物に気を配って出かけてみてください。

きっと「準備しててよかった〜!」と、自分にナイス判断を送りたくなるはずです。

そして、夕暮れ時の大屋根リングから見るあの美しい空や、異国のパビリオンで感じる“未来”の空気に、心がちょっと震える瞬間があるかもしれません。

25年4月18日の大阪万博、日暮れ頃の様子夜の万博はまた違う景色

 

さあ、準備は万端ですか?

大阪・関西万博、今が行きどきですよ!