大阪・関西万博

大阪・関西万博はコスプレOK?賛否両論と正しい楽しみ方まとめ!

大阪・関西万博でコスプレを楽しむポイント

 

2025年春に開催したばかりの大阪・関西万博。

最新テクノロジーや各国文化の祭典に、今ちょっと意外な注目が集まっています。

それが「コスプレはOKなの?」という話題。

 

普段のイベントとは一味違うこの舞台で、コスプレイヤーたちがどう楽しめるのか。

SNSでは、期待と戸惑いが入り混じった声が飛び交っています。

  • 「ルールを守ればいい」
  • 「いや、場違いでは?」

そんな賛否両論の中でも、自分らしく参加したいと思う人は少なくないはずです。

 

でも、自由に楽しむためにはちょっとしたコツやマナーが必要

万博という非日常的な機会を最高の思い出に変えるために、知っておきたいポイントをまとめました!

大阪・関西万博でコスプレを楽しみたいあなたへ。

この先で、押さえておくべき大切なヒントを紹介していきます!

大阪・関西万博はコスプレOK?

2025年に開催される大阪・関西万博。

今、ネットを中心に「コスプレってOKなの?」という声が飛び交っています。

結論から言うと、公式サイトのFAQによれば、コスプレや仮装そのものは禁止されていません

ただし、

  • 「公序良俗に反しない」
  • 「他の来場者に迷惑をかけない」

という大前提があります。

つまり、どんなコスプレでも自由というわけではなく、あくまで「周囲に配慮した形」でなら認められているのです。

たとえば、顔全体を覆うマスク(医療目的は除く)や、不安感を与えるような衣装はNG

更衣室は用意されておらず、トイレでの着替えも禁止されています。

そのため、コスプレ衣装を着たまま事前に来場する必要があるのも注意ポイントです。

 

そんな中、注目を集めたのが、コスプレイヤーの鹿乃つの。

彼女は、人気漫画『ダンジョン飯』のキャラクター「マルシル」に扮して万博会場を訪れました。

ガンダム展示(企業パビリオン)などと一緒に撮った写真や、気をつけるべきポイントを丁寧にまとめた体験記をSNSやnoteに投稿。

  • 「楽しそう!」
  • 「こんな楽しみ方もアリなんだ!」

といった好意的な反応を多く集めました。

ですが一方で、

  • 「万博の趣旨に合ってない」
  • 「場違いじゃないか」

という批判も急増。

一気に賛否両論の議論が巻き起こり、ネット上で大きな話題になりました。

 

「たしかに楽しいけど、TPOは大事だよね……」

「いや、公式がOKって言ってるなら、マナー守ってるならいいでしょ!」

こんなふうに、SNSや掲示板ではさまざまな意見が飛び交い、議論が白熱したのです。

ちなみに鹿乃つのは、ホテルで着替え、タクシーで会場入りし、持ち物も規約にしっかり則ったうえで来場していました。

つまり、公式ルールに沿って、きちんとマナーを守って行動していたわけですね。

 

ここでひとつ押さえておきたいのは、運営ルールだけじゃなく、”周囲の感じ方”も無視できないというリアルな現実。

公式がOKでも、公共の場では「空気を読む」ことが求められる場面がある──これが今回、改めて浮き彫りになったポイントかもしれません。

この前提を共有したところで、次は、実際にどんな賛否の声があったのか、さらに掘り下げて見ていきましょう。

大阪万博のコスプレ賛否両論まとめ

「コスプレって自由でいいじゃん!」

「いやいや、TPOわきまえないとダメでしょ!」

大阪・関西万博でのコスプレをめぐる議論は、まさにこの両極端の意見がぶつかり合っています。

まず、『肯定派の声』から見ていきましょう。

一番多いのは、「公式ルールで認められているなら、問題ない」という考え方です。

万博の公式FAQでは、仮装やコスプレは持込禁止物に該当しなければ入場可能とされています。

あくまで歓迎しているわけではないものの、ルール上OKなら楽しんでいいよね、というスタンス。

しかも、万博のテーマは「多様性」。

ならば、アニメやマンガのキャラクターに扮して、自分らしく楽しむスタイルも、多様性の一つじゃないか──そう考える人が多いのも、うなずけます。

 

さらに、コスプレは今や日本が世界に誇るサブカルチャー

海外からの来場者にとっても、「これぞ日本!」と感じる文化の一つになるかもしれません。

「むしろ、万博らしい面白さを発信できるチャンスじゃない?」

そんなポジティブな意見もたくさん見られました。

 

一方で、『否定派の主張』も根強く存在しています。

まず多かったのは、「万博の趣旨に合っていない」という声です。

万博は、各国の技術や文化を紹介する場。

そこに二次創作キャラクターのコスプレで現れるのは、やはり場違い感がある──そんな指摘でした。

「コスプレイベントじゃないんだから、場をわきまえてほしい」という、冷静な声も少なくありません。

 

次に挙がったのが、著作権への懸念。

二次創作であるコスプレは、権利者の許可がない場合、著作権侵害のグレーゾーンとなるリスクがあります。

特にSNSでの拡散が当たり前の今、トラブルに発展する可能性を心配する意見が多く見られました。

ただ、ファン活動として作品を盛り上げる目的で、イベントやSNSでのコスプレが黙認されているのが現状だったりします。

だからこそ、コミケなんかも盛り上がっているし、多くのコスプレイヤーは作品に敬意を持って楽しんでいるところがあります。

 

また、公共の場でのマナー問題も大きなポイントです。

「電車でコスプレ衣装のまま移動して大丈夫なの?」

「小さな子どもが怖がったりしない?」

過去のコスプレ文化では「公共交通機関を使うなら私服で」という暗黙の了解がありました。

しかし、万博では更衣室が用意されていないため、衣装を着たまま事前に来場する必要があり、現実的にはタクシー利用が推奨されています

こうした背景も、一般的なコスプレイベントとは違う難しさを生んでいるのかもしれません。

顔を覆ったものや不快感を与えるコスプレはNG

興味深いのは、コスプレ界隈の中でも意見が割れたこと。

  • 「公式が認めたんだから堂々と楽しもう!」派と
  • 「何かトラブルが起きたら界隈全体が叩かれる。だから控えよう」派

まるで家族会議のように、あちこちで熱い議論が交わされていました。

 

今回の騒動、根本にあるのは「楽しみたい」という気持ちと、「周囲への配慮」のバランス問題。

どちらかを犠牲にするのではなく、うまくバランスを取っていくことが、これからの公共コスプレには求められそうです。

たとえば、

  • 顔全体を覆うマスクを避ける
  • 撮影マナーをきちんと守る
  • 周囲に迷惑をかけずに楽しむ

そんな基本を押さえるだけでも、空気はガラリと変わるかもしれません。

 

「どうしたら、みんなが気持ちよく過ごせるか?」

そんな視点を持つことが、これからのコスプレ文化には欠かせないのかもしれませんね。

次は、実際に万博でコスプレを楽しむために、気をつけたいポイントを一緒にチェックしていきましょう!

万博でコスプレを楽しむマナーと注意点

「万博でコスプレしてみたいけど、大丈夫かな?」

そんな不安、きっと誰もが持ちますよね。

でも安心してください。

ルールとマナーをしっかり押さえれば、大阪・関西万博でもコスプレを安全に楽しむことができます!

ここからは、コスプレイヤーも、これから挑戦したい人も知っておきたいポイントを、わかりやすく整理していきます。

 

まず大前提ですが、更衣室はありません

トイレでの着替えも禁止されています。

つまり、衣装はあらかじめ着た状態で会場に向かう必要があります。

とはいえ、満員電車でアニメキャラ姿はさすがに勇気がいりますよね。

現実的な方法としては、ホテルで着替えてからタクシー移動がおすすめです。

実際に話題となったコスプレイヤーも、ホテルで着替えてタクシーで向かっていました。

片道2,500円ほど(目安)かかりますが、周囲に迷惑をかけずに移動できるなら、安心料と考えていいかもしれません(仲間同士で割り勘すれば、タクシー利用もそれほど大きな負担ではないでしょう)。

 

次に、持ち物にも注意が必要です。

キャリーバッグやカートは、会場内持ち込み禁止。

長物(杖・武器モチーフの小道具など)は、規約で禁止されています

なるべく軽装で、動きやすいスタイルを心がけるとスマートですね。

 

そして何より大切なのが、撮影マナー。

  • 勝手に写真を撮らない
  • スペースを占拠しない
  • 長時間ポージングしない

これは公共の場での基本ルールです。

特に大阪・関西万博は、国際色豊かなイベント。

文化やマナーが違う来場者もたくさんいます。

だからこそ、「自分たちだけ楽しい」ではなく、「みんなが気持ちよく過ごせる」ことを意識したいところです。

 

また、衣装選びにも配慮が必要です。

顔全体を覆うマスク(医療用以外)はNG。

ゾンビメイクやホラー系など、規約で禁止されている恐怖感を与える衣装は避けましょう。

小さな子ども連れのファミリー層もたくさん訪れる会場ですから、場にふさわしい工夫が求められます。

 

ここまで聞くと、「え、なんか制限ばっかりじゃん……」と思うかもしれません。

でも逆に言えば、これだけ守れば堂々とコスプレを楽しめるということ。

たとえばこちらのコスプレイヤーなら何も問題ないし、個人的には「大阪万博を楽しんでるなぁ」と微笑ましい気持ちになります。

好きなキャラクターになりきって、広い万博会場を歩く。

そんな特別な体験ができる場所なんて、めったにありませんよね。

コスプレは、本来とても自由で、創造力を表現する楽しい文化。

ただ、公共の場で楽しむ以上、自由には責任もセットです。

周囲への思いやりを忘れずに、自分も周りもハッピーになれるコスプレを楽しみたいところです。

 

ということで、最後に今回の話をまとめます。

大阪・関西万博でのコスプレは、公式ルールに基づきOKです。

だけど、認められているからこそ、マナーやモラルが一人一人に求められる時代になりました。

楽しく、誇りを持って、そして「また来たい!」と思えるような素敵な時間を一緒に作っていきましょう。

大阪・関西万博でコスプレを楽しむ未来が、明るく、楽しいものになることを願っています!